アンチエイジング

細胞の酸化

金属や食べ物・油など、物質は長い間空気にさらされると酸化しダメージを受けます。これと同じように私たちの細胞も酸化し、ダメージを受けています。
ではどのようにして酸化は進むのでしょうか?
実は、わたしたちの体内に取り込まれた酸素の一部が変化してできた「活性酸素」が原因。
活性酸素は脂質と結合して細胞を酸化させます。皮膚が酸化すると細胞にダメージを与え、真皮のコラーゲンなどを硬くして皮膚の弾力を失わせ、老化を進めていくのです。
そしてさらに活性酸素を発生しやすくする環境が、現代の私たちの周りにはたくさんあるのも事実ですが、主な原因は毎日の生活習慣ともいえます。
紫外線に当たること、ストレス、喫煙や大気汚染の環境、また脂質の多い食事や、添加物の多い食生活も活性酸素を発生しやすくする原因となるのです。

旅館でのおもてなしを楽しむ

会社勤めのOLさんにとっては、7月は夏のボーナスの支給の月。今からワクワクしているのではないでしょうか?
「ブランド品を買おうかな」「どこかに出かけようかな」など、雑誌やインターネットをフル活用しながら、この夏の計画を立てている方もいらっしゃると思います。
もし、国内でゆっくりリラックスしたいと思っているなら、お勧めは旅館のスパ。
2007年から08年にかけて次々とオープンした外資系ホテルのスパオープンがひと段落し、そして、今、温泉地やリゾート地の旅館がスパを併設し始めています。
日本の伝統である「和」のもてなしと、世界語ともなりつつある「ONSEN」などの資源を活用し、自然がいっぱいの中で過ごすひと時は、まさに日本人であることを思い出させてくれます。
和室でのんびりくつろぎ、気の向いたときには温泉へ。ちょっと時間が空いたら旅館の周りをのんびりとお散歩。そしてなんといっても楽しみは夕食。
その土地の旬な食材で料理された品々に舌鼓を打ちながら、「日本人はやっぱり和食でしょ」が実感できるはず。
そして、夕食後には、旅館にあるスパに出かけて、日ごろできないお手入れで肌をきれいにするもよし、自然の香りを使ったボディマッサージを受けるもよし。
ココロと身体にたまった疲れやストレスなんて、吹っ飛んでしまいます。
旅館スパならこのような贅沢な時間を過ごせます。
部屋に戻ったら、ふかふかの布団が敷き詰められて、そのままゴロリと夢の世界へ。
翌朝目覚めたときには、身体はすっきり、ココロは満足、「旅の良さ」を全身で感じているはずです。
まだ、旅の予定が決まっていなければ、この夏は「旅館スパ」でのんびりと充電してみませんか?。

ホルモン

加齢とともにホルモンの分泌量が不足し、さまざまな体調不良が個人差はありますが現れてきます。
特に顕著に表れるのが、女性の閉経時に起きる「更年期障害」です。
また、最近では男性にも更年期があることがわかってきました。
更年期の体調不良はホルモンレベルが落ちることにより起きるため、足りなくなったホルモンを補充し、身体の不調を軽減する治療「ホルモン補充」療法が注目を集めています。
20代、30代前半のうちはホルモンは充分に分泌されています。
しかし、それ以降は少しずつホルモン分泌量が減り、特に女性の45~55歳位の閉経時には、ホルモン分泌量が大幅に減ります。
ホルモンの分泌が減ると次のような症状が現れてきます。
医療機関で血液や唾液からホルモン量を検査し、その結果によって不足しているホルモンを補充します。
成長ホルモン、メラトニン、性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロン、性ホルモンの前駆物質のDHEAやプレグレノロン、甲状腺ホルモンなどが現在日本の医療機関で処方されています。
クリームを塗布する、スプレー式、サプリメント、注射といった方法で実施されています。

アンチエイジングドックの検査

医療機関の設備、医師の考え方により実施される検査、検査機器が異なります。
アンチエイジングドックで代表的なものを挙げます。

◆血管年齢検査
血管の硬さ、つまり動脈硬化度を調べます。
同時に血管の詰まり具合も調べます。
脈波が血管を伝わる速度を計測する「脈波伝播速度法(PWV)」と「指尖加速度脈波法」があります。
また、頚動脈エコーMRIなどを使用して、詳細に検査する施設もあります。

◆骨年齢検査
骨密度を測定します。30代かそれ以前の若い時期から骨密度の数値が低い場合、骨粗鬆症の予防的な対処が必要です。
更年期以降で骨密度の値が低い場合は、ホルモン補充療法、薬物療法などで治療します。

◆筋肉・体脂肪量検査
体組成計という検査機器を使います。
体重、体脂肪率、BMI、ウエストヒップ比、右腕・左腕・体幹・右脚・左脚の筋肉バランス、たんぱく質量、ミネラル量、内臓脂肪などからだの組成が分かります。

◆酸化ストレス度・抗酸化力測定
身体が受けている酸化ストレス度と、酸化を防ぐ抗酸化力を調べます。

◆ホルモン濃度測定
IGF-I、DHEA、コルチゾール、甲状腺ホルモン、男性ホルモン(テストステロン)、女性ホルモン(エストラジオール、プロゲステロン)などのホルモンを採血や唾液から調べます。

◆有害重金属検査
水銀、鉛、ヒ素、カドミウムなどの有害重金属が体内に蓄積しているかを調べます。毛髪から調べる方法と、尿から調べる方法が一般的です。

◆その他
腫瘍マーカー、免疫機能、最大酸素消費量測定、高次脳機能検査などを実施します。

皮膚の菲薄化

年齢とともに肌弾力の元である、真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減少し、肌細胞を作り出す力も衰え、表皮も薄くなっていきます。
このように、年齢を重ねるとだんだんと肌が菲薄化(薄く)なってきます。
そしてこれらと深くかかわってくるのが女性ホルモン。
女性ホルモンは真皮のコラーゲンの生成を促進し、紫外線の影響を受けにくくするといわれています。
しかし、20~30代をピークにして、更年期を迎えると女性ホルモンの分泌はぐっと減って、コラーゲンの分泌量の低下や新陳代謝の低下を招きます。
そして皮脂腺の活動が鈍くなり、皮脂(肌を柔らかく保つ天然の軟化剤)を生成する速度も遅くなります。その結果、肌がたるみ、若く、ふっくらとした柔らかさが失われます。
またこの時期、肌は刺激やアレルゲン、バクテリアに対する抵抗力が落ちます。
肌が薄くなるので炎症が起きやすく感染症にかかりやすくなるといった弊害も出てきます。
さらに50代に入ると薄くなる速度が速くなります。脂肪層が薄くなっていくと、肌はますます傷つきやすくなって

有害重金属が身体に溜まると

害重金属が体内に入ると、たんぱく質や脂肪に吸着して身体の中に蓄積していき、酵素とくっついて身体の働きを阻害します。
酵素は、特定のミネラルやビタミンと結合して、生命活動に深く関わります。
食物を消化分解し吸収するための消化酵素、新陳代謝や免疫力を高める代謝酵素など、身体にとってとても重要な働きをしています。
これらの酵素に有害重金属が結合して、酵素は本来の役目を果たせなくなってしまうのです。
その結果、細胞の新陳代謝がスムーズに行われず、体調不良や老化を促進します。
また、有害重金属が体内に入ると、身体を守るために活性酸素が攻撃を始め、細胞を傷つけてしまいます。

新しい学問分野

「アンチエイジング」は今誕生したばかりの、新しい学問分野です。それぞれの専門分野で各専門家が、それぞれの立場で旗揚げをしています。
アンチエイジングに関わる予防や治療方法、医薬品、また毎日のケアやライフスタイルまで、幅広く情報を提供していきたい。
そしてアンチエイジングは、「生きがい」の問題や「ライフスタイル」の問題まで深く関わり、裾野も広く、頂上ははるか雲の上へと感じられます。
「針を少し戻して、その進みを遅らせる」
まず表から針を戻してあげる「肌のアンチエイジング」を深く掘り下げ、そして内面、ライフスタイル、生きがいへと裾野を広げていきたい
このサイトでは「アンチエイジング」に関心ある方々に、ぜひご参加いただき、関連分野のネットワークを形成し、アンチエイジングを社会に提言し、学問として育成し、そしてライフスタイルとして定着させていきたいと考えています。

アンチエイジング

「アンチエイジング」とは、いったい何のことでしょうか。
日本語で言えば「抗老化」「抗加齢」。
しかし、それは「時計の針を止めること」ではなく、「針を少し戻して、その進みを遅らせること」なのです。
時計の場合、針自体に指をかけて逆戻りさせたり、裏のネジ部分を操作して、針の進みを遅らせることが出来ます。
それと同様の取り組みが、私たちが考える「アンチエイジング」です。
例えば、肌の若返りは、スキンケアや医学的治療により、外部から皮膚そのものをケアすることであり、「針自体を逆戻りさせる」ことに当たります。
また、サプリメントやホルモン補充療法などの、内部から全身的に若返りを図る方法、つまり全身的な老化防止策が、「針の進みを遅らせる」方法として最近脚光を浴びてきました。

活性酸素

活性酸素とは、体内に入ってきたウイルスや有害細菌を殺して身体を守るものです。
また、体内の酵素反応を促進し、細胞内での情報伝達の働きをする体内に欠かせないものです。
しかし、体内に過剰に発生すると、細胞を傷つけ、身体を錆びさせ、がん、心筋梗塞、動脈硬化、脳卒中といった生活習慣病、シミ、シワといった肌老化、冷え性などの体調不良の原因になるといわれています。
喫煙、紫外線を浴びる、加齢、激しいスポーツをする、ストレスを感じるといった時に活性酸素は発生します。活性酸素は2つの酸素が結合するときに、電子が欠けて不安定な状態になり、周囲にある電子を奪い取ってしまうことにより増えていきます。
活性酸素には電子の欠け方により、スーパーオキサイドアニオンラジカル、過酸化水素、ハイドロキシラジカル、スーパーオキサイドアニオンラジカルの4種類に分類されています。